やっとようやく、
春節時の旅行記を書き始めます。
少し長くなる予感がしますが、お付き合い下さいませ。
今回の春節では、
東北の3都市を巡る
4泊5日の旅です。
(東北って言っても、日本の東北ではなく、中国の東北です。)スタートは
旧暦の元旦から始まります。
浦東空港に朝早く向かいましたが、
すでに空港は
大混乱!!国内・国際ともにチェックインカウンターは長蛇の列。
搭乗時間の2時間前には行ったものの、
あまり余裕な時間はなかったですね。
(本当は友達と待ち合わせて、朝食を食べる予定でした)空港では、ばったり友人とも遭遇。
日本へ向かう旅立ち。
話を聞くと、実は
前日に飛ばなくて、ホテル泊をしたとか、
朝食予定した友人は、
9時間遅れで日本到着したとか・・・
ということで、私が乗った飛行機も
定刻で飛び立つ気配はなく、
かろうじて、
1時間遅れで出発!!(こいつが後で残念な結果につながることに・・・)今回は、
日系旅行会社のツアーに参加。瀋陽空港でガイドさんのお出迎えがあり、
現地でツアー客が集合です。
この日は、それほど寒くなく
(←あくまで瀋陽の気候としては)0℃前後の気温です。
それなりの準備と覚悟はあったので、
確かにそれほど寒いとは感じなかったです。
(一応、学生時代に北海道で、-25℃とか経験しているので・・・)全体のスケジュールが1時間遅れで進みます。
まずは、昼食。
旅の最初の食事はこちら
旅のしおり的なものには、
瀋陽名物茸鍋料理とありましたが、
要は
「火鍋」ですね!
特に強いクセもなく、食べやすい。肉の下に隠れてしまっていますが、
「きくらげ」もたっぷり。
今回の旅の食事で毎回と言っていいほど、
「きくらげ」が登場してました。
東北の名産のようですね。知らなかったです。
腹ごしらえをして、瀋陽観光です!!
まず、最初の観光地は
張氏師府(張学良旧居)ここは張作霖・張学良父子の邸宅跡です。
一応借地権としては、現在も張一族が所有していて、
住もうと思えば、住むことも出来るそうです。
とはいっても、すっかり博物館、観光地となっているので、
住もうとはしないでしょうね。
建物の前の広場には、
張学良の銅像がお出迎え。
入口から入るすぐの建物。
1920年代に使われていたという馬車。
ここまでの建物は中国様式
さて、お次は実際に張作霖、張学良親子が2代に渡り、
官邸、住宅として使われていた建物
大青楼3階建ての洋式建築で、
当時の奉天市内で最も高い建物のひとつだったそうです。
調度品も今でも現役で使えそうな実用的な感じがします。
室内には基本的には入れないように柵があるのですが、
なぜかお札やコインが投げ入れられています。
あの台の上に、うまく乗るとなんかあるんですかねー
お寺とかではよく見る光景ですが・・・
こちらは
小青楼張作霖夫人の為に作られた建物です。
張作霖が奉天事件で爆発により重体の状態で、
こちらの部屋に運ばれ、この場所で亡くなったそうです。
各種観光ガイドのパネルは、
中国語、英語、日本語表記があり、助かりますね。
ツアーガイドさんが日本語で説明してくれますが、
そこそこの団体移動なので、ポジションによっては
声が聞こえないんですよね。
(写真撮るのに忙しくて、聞いていないという話もw)このエリアには、他にも建物や金融博物館など
がありましたが、ここで終了!!
すぐ近くですが、バスに乗り込んで、次の観光地へ移動。
世界遺産 清代の瀋陽故宮この日の
メイン観光地ともいうべき場所・・・・
到着時点で、15:30分
案内板を見る限りでは、冬季の閉園は16:30
入園のチケット販売期限も15:45
でもこの日は、
旧正月の元旦ということで、
営業は終了!!え、えーーーーええーーーーガイドさんがいろいろ交渉してくれたようですが
どうにもならず・・・
残念(T_T)勝手に営業時間を変えるなよーとはいっても、
最初に飛行機が定刻で飛んでいれば・・・と言うことですよね。
後日、旅行会社からは、この入場料分の
返金の連絡もありました。
(お、良心的) 瀋陽故宮の門の前で、写生していた
老人が印象深かった♪
さて、気を取り直して、お次は
奉天大和ホテル跡現在は
遼寧賓館。
綺麗なエントランスですね。
一部資料や写真の展示などがあり、
また、当時の日本人の要人(政府関係や軍関係者など)の
訪問歴のレリーフなども掲示されていました。
ちなみにこのホテルは通常営業しているので、宿泊可能。
ただし、団体客などの予約は出来ないそうです。
客室が少ないからですかねー
次に個人的に来る機会があれば、泊まってみたいですね。この奉天大和ホテル跡の目の前は円形の広場になっていて、
ちなみにこの広場は
「中山広場」そして
毛沢東の銅像があります。
手を掲げ、指している方向は、
旧・奉天駅(現・瀋陽駅)を示しているそうです。
この辺で一旦区切りたいと思います。。。
当分、春節旅行の記録が続きます。
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